【K-1】ジェロム・レ・バンナ、悲願のタイソン戦に向けて再始動【バトルサイボーグ】

依頼757＠ナナシ記者φ ★

“バトルサイボーグ”ジェロム・レ・バンナが、７．１７Ｋ－１韓国大会で電撃復帰することが決定した。

０２年のワールドＧＰ決勝戦で、アーネスト・ホーストの右ミドルを受け、左腕を粉砕骨折。０３年は格下
相手に２戦をこなすのみで、治療に専念していた。現在でも、左腕には骨を支えるための金属プレート
が埋め込まれているが、ドクターによれば「よほどの強い打撃を受けない限りは試合を行っても大丈夫」
とゴーサイン。０３年９月のズール戦以来、約１０カ月ぶりの復帰戦となるバンナも「だれと戦っても問題ない」と本格復
帰に意気込んでいるという。

対戦相手はメキシコ系米国人キックボクサーのマリアーノ。キック１２戦１０勝２敗、総合格闘技でも
５戦２勝３敗の戦績を持つケンカファイターで、１８７センチ、１２０キロとバンナとほぼ同じ体格を誇る。
「得意のパンチでガンガン前に出る」（谷川氏）ファイトスタイルのため、バンナ戦は派手なドツキあいと
なりそうだ。

バンナは現在、スパーリング中心の練習を再開しており、完全復活に向けて闘志を高めている。
４月ラスベガス大会では、タイソンに近い席で試合を観戦。Ｋ―１側は９月１１日にホノルルでバンナ
との対戦を準備し、ハワイ州コミッションに試合申請を出しているとも報道され、タイソンの代理人シェリ
ー・フィンケル氏は、「ボクシングルールでＫ－１ファイターが対戦相手になるのはふさわしくない」とし
て契約違反を主張している。バンナにとっては、自らがタイソンの相手にふさわしいことを証明するため
にも、すっきりＫＯ勝利でアピールしたいところ。谷川プロデューサーは「バンナはタイソン戦の第１
候補。自信を持って推薦できるような試合をしてほしい」とエールを送った。

■K-1 WORLD GP 2004 in SEOUL
2004年7月17日(土) 韓国ソウル・チャムシル体育館
対戦カードなどは、下記のソースにて
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/k1/headlines/20040708-00000304-spnavi-spo.html